「夜市」 (角川ホラー文庫) 恒川 光太郎 (著)


~紹介した「まっちゃん」(男性)さんの記録~
(2015年11月1日読書会にて)

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まっちゃん

主催者の感想というか勝手な妄想というか戯言


この本のあらすじはこんな感じ。

内容(「BOOK」データベースより)
妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。

あらすじだけでもワクワクしてくるような物語だ。

そもそも、「夜市とは?」と疑問に感じたので調べてみた。といっても、みんな大好きなWikipediaより。

隋や唐の時代、市場は厳格な規制を受けており、官吏の管制で開店や閉店時間が決められていた。晩唐の時代に長安の崇仁坊で夜市が始まったと言われている。その後、洛陽、開封、揚州などに発展して行った。宋の時代に書かれた「東京夢華錄」などに、当時の夜市の様子が描写されている。
東南アジアの熱帯及び亜熱帯地域では、昼間の高温を避けるため夜市が自然に発展していき、庶民の憩いの場・生活の場として愛されている。特に台湾では夜市が観光資源として重要な役割を果たしている。しかし、国が豊かになり、道路占有や食品衛生に関する法律が整備され、人々の嗜好も変化していく中、かつて日本の大都市から屋台が姿を消してしまったような事が起こる気配もある。観光目的や文化的な遺産として夜市を残したいという発想がある一方で、時代の変化の中でこれらのビジネスモデルがどのように変化していくのかは非常に興味深い所である。

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士林夜市(台北市)

引用した説明の中で、

「しかし、国が豊かになり、道路占有や食品衛生に関する法律が整備され、人々の嗜好も変化していく中、かつて日本の大都市から屋台が姿を消してしまった・・・・・」

という部分は、妖怪がいなくなりつつある現代とどこか共通する。

妖怪といえば先日、水木しげる先生がお亡くなりになられた。

「ゲゲゲの鬼太郎」は知っているが、とりわけ詳しいという訳でもなく、水木先生の漫画で家にあるものは、「劇画ヒットラー」しかない。

劇画ヒットラー (ちくま文庫)

だから、詳しいことを書くレベルじゃないだろう。

亡くなったことで、メディアに取り上げられ詳しく知り、その人の作品を見たくなるということはあるだろう。まさに、それが水木先生だ。

以下は、僕がそう思うようになったきっかけのラジオ番組だ。

まず、一本目が、TBSラジオ「たまむすび」内のコーナーにて町山智浩氏によるお話。

こちらでは、「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」に込められた水木先生の思いを熱く語ってくれている。

つづいては、TBSラジオ「Session22」にて、呉智英氏をゲストに招いての番組。

呉智英氏は、水木先生の資料整理のアルバイトを10年近く行っていた経験がありかなり親しい間柄で、貴重なお話を聞くことが出来た。

この中で、水木先生と親しい作家の京極夏彦氏のお話が出てきたので、Youtubeを徘徊していたらこんなのを発見した。

こちらは、短い動画なので、是非お聞き頂ければと思う。水木先生の魅力がこれだけでも、伝わってくる内容だ。

最後に、この動画を観て、さらに魅力が大きくなった。

妖怪というつながりだけで、「夜市」とはあまり関係のない話を書くというかペタペタ動画を張り付けてしまった。もちろん、「夜市」も読みたいが、水木作品も読みたくなった、今日この頃。

最後に、水木先生自身が作詞をした「ゲゲゲの鬼太郎」をどうぞ。

会社も仕事もないオバケっていいよなあ・・・・・。

おわり

本の行方


まっちゃん→→→→→W

 

夜市 (角川ホラー文庫)

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