「じつは、わたくしこういうものです」 (文春文庫) クラフトエヴィング商會 (著), 坂本 真典


~紹介した「くみこ」(女性)さんの記録~
(2015年11月28日読書会にて)

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くみこ

主催者の感想というか勝手な妄想というか戯言


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この写真にいる人物の名は竹田盛雄。彼は、特殊な仕事をしている。それは、草をデザインすること。

世界中で数名しかいない。

若干32歳にしてそれを任されるようになった。いわゆる天才とは彼のことをいうだろう。

草のデザイン、これはあまりなじみのない仕事だが、私たちが生活するうえではかかせないものだ。

ふと道端をみると、様々な雑草を目にするだろう。その全ては、彼をはじめとする草のデザイナーが手掛けている。

それぞれの国の気候や風土、民族性、発展具合などを考慮しその場所に適した草をデザインしなくてはならない。そのため、あらゆる知識を必要としなおかつ類まれなデザインセンスも求められので、この職業の平均年齢は102歳とかなり高齢だ。

その中で、異例の若さでこれをこなしている竹田。

彼は、3歳の時に草のある特定の均一性を発見し、この世界で注目されるようになる。さらに、5歳の時には、草との会話に成功する。そして、限られた人しか入ることの許されない”草アカデミー”に10歳という年齢で入学した。(通常であれば87歳ぐらい)

そして、この草アカデミー在学中に世界初のことを成し遂げる。それは、パソコンを使ってのデザインである。草デザイナーの平均年齢が102歳とかなり高齢がゆえにパソコンを扱える人は皆無で、従来のデザイン方式に固執していた。

そこに目をつけた竹田は、パソコンを使ったデザインによっていままでと違った草を作り上げた。

さらに、パソコンでのデザインだと量産が可能になり短時間で数多くの草のデザインをこなし、いまでは世界中のあらゆる草を竹田が手掛けるようになっている。

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草のデザインに没頭する竹田

このことで、こんな質問を竹田は投げかけられた。

「パソコンによって、草の価値を軽んじられていることをどう思いますか?」

そこで、竹田はこう答えた。

「元々価値なんて無いんだから問題ないじゃないか」

おわり・・・・・・

 

突然、変なこと書いてどうした、ついに狂ったかなんて思う人もいるかもしれませんが、紹介された「じつは、わたくしこういうものです」という本がこういったテイストの作品なんです。(文体などは違うかもしれませんが)

とりあえず、内容を引用します。

内容(「BOOK」データベースより)
世間には知られていない、一風変わったふしぎな職業についた人々に光を当て、その仕事の詳細を聞いた「架空」のインタビュー集。ひょっとしたら世界のどこかにあるかもしれない…、知られざる「わたくし」たちの物語。クラフト・エヴィング商會と、写真家・坂本真典氏が紡ぎだす「ひと」と「仕事」にまつわる19人の肖像。

なので、草のデザイナーとか書いて、のせてあるこの写真はただの著作権フリーの写真サイトから張り付けたものなので、本当の正体は不明です。

あと、最後の言葉は、ボブディランの名言をパクりました。

インタビュー者「違法ダウンロードによって、音楽の価値を軽んじられていることをどう思いますか?」
ボブ・ディラン「元々価値なんて無いんだから問題ないじゃないか。」

おわり

本の行方


くみこ→→→→→みずしま
じつは、わたくしこういうものです (文春文庫)
クラフトエヴィング商會 坂本 真典
文藝春秋 (2013-10-10)
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