「江戸川乱歩傑作選」 (新潮文庫) 江戸川 乱歩 (著)


~紹介した「みずしま」(男性)の記録~
(2016年02月27日読書会にて)

91kVeyadRbL みずしま

主催者の感想というか勝手な妄想というか戯言


この本は、僕が紹介した本。

出会いは、本屋さんでウロウロしているときにて。黒を基調としたカッコいい表紙、そして江戸川乱歩という名前に目が付き、そういえば読んだ記憶がほとんどなく、「傑作短編集」というタイトルを信じて購入した。

以下が、収録されている9作品だ。

「二銭銅貨」

「二癈人」

「D坂の殺人事件」

「心理試験」

「赤い部屋」

「屋根裏の散歩者」

「人間椅子」

「鏡地獄」

「芋虫」

明智小五郎が初めて登場するする「D坂の殺人事件」は、1998年、実相寺昭雄によって映画化されている。

実相寺昭雄といえば、円谷プロの「ウルトラマン」「ウルトラセブン」を手掛けたことで有名だろう。また、1970年ごろからは、アングラアート映画の名作を量産したATG(日本アート・シアター・ギルド)にも携わり、いくつか作品を監督している。

もう一人、ATGと関わりがありでこの本にも収録されている作品、「芋虫」を(題材に)撮った監督がいる。それは、若松孝二。(作品のタイトルは、「キャタピラー」(2010年公開)というもで、著作権上の問題などから、あくまで「芋虫」から着想を得た作品ということになっている)

ピンク映画の黎明期から活躍し、数多くのヒット作を作り出した人物。商業映画に媚びることなく一貫した思想のもと作品を作り続けた。

あさま山荘事件を連合赤軍側から描いた、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(2007年公開)は、圧巻の内容で、190分という長尺なのだがいままでに4回以上観ている。

ATGつながりというわけではないのだが、もしかしたら「人間椅子」の影響を受けているのかもしれないという映画がある。

それは、「TOKYO!」という作品で、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノという、世界的な名監督によるオムニバス映画だ。

タイトルの通り、東京を舞台にした作品で、加瀬亮、妻夫木聡、藤谷文子、蒼井優、香川照之、などの有名どころが出演者している。

この中で、ミシェル・ゴンドリーが監督した、「インテリア・デザイン」という作品が、「人間椅子」の影響を受けているのではと感じた。といっても、ストーリーは全く違い、あくまで共通していることは”人間椅子”という物理的現象だけなのだが、どことなく似ている。どことなくなので、なんともいえないが。

話は変わるが、名探偵コナンの本名をご存知だろうか。本名は、「江戸川コナン」である。言うまでもなく、そういうことだ。(知らない人は、コナンの1巻を読んでね)また、”眠りの小五郎”こと、毛利小五郎もそういうことだ。

コナンのキャッチフレーズみたいなセリフで、「体は子ども、頭脳は大人、名探偵コナン」なんてものがある。

小学校のころの話だが、眼鏡を掛け、いろいろな部分が成長著しかったケイタ君という友達がいて、その子に「体は大人、頭脳は子ども、名探偵ケナン」と命名したことを思い出した。ケイタとは、中学に入ってから疎遠になった。学校で顔を会わすだけの付き合いに。よくある事だ。友だちはでき、また離れていく。たぶん元気に生きてるだろう。

おわり

本の行方


みずしま→→→→→ツダ

 

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
江戸川 乱歩
新潮社
売り上げランキング: 4,389