「介護男子スタディーズ」(介護男子スタディーズプロジェクト)


~紹介した「しん」(男性)さんの記録~
(2016年03月26日読書会にて)

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kaigo

感想というか戯言というか単なるSEO対策の文章


紹介された、「介護男子スタディーズ」という本は、いっけん単なる○○男子などの流行に乗っかり出版されたものかと感じてしまうが、内実は異なる。

公式サイトでは、このように書かれている。

日本で介護の仕事に従事する人のうち、約8割が女性で、訪問介護に限れば9割を超えているという実情があります。だからこそ、男性が快活に働いている姿を発信することは、社会的な議論を惹起し、みなさん一人ひとりの「介護」に対する既成概念や印象、評価を変えるきっかけとなると考えました。もし氾濫する○○男子(○○女子)という言葉に陳腐さが滲むとすれば、それは、もはや「介護男子」に注目するまでもなく、仕事(または、職業)に対する近代社会のジェンダー規範に転換が起きていることを意味しているのかもしれません。

そもそも、介護は人間存在の基底に深く関わっており、女性にせよ、男性にせよ、誰にとっても等しく不可避なテーマであることには間違いありません。

介護男子スタディーズプロジェクト http://www.kaigodanshi.jp/project/

介護に対してのネガティブなイメージを変えるために出版された本ということで、そのためのとっかかりとして介護男子という言葉を用いたのだろう。とはいうものの、介護を職とするイケメンも多数掲載されている。

実際にどんなものかというと、WEBサイトにて多数掲載されているので、是非ご覧いただければと思う。

http://www.kaigodanshi.jp/gallery/

また、このサイトには、この本で書かれているものがいくつかアップされている。以下掲載されているものを列挙しておいた。介護に関しての専門家はもちろんのこと、映画家督や作家などの他分野の方々も書かれており、気になる方はこちらも是非ご覧いただければと思う。http://www.kaigodanshi.jp/study/

介護を考える01.総論「みんなの介護学ーー職人的専門職とローカルな創造性」広井良典(千葉大学法政経学部教授)

介護を考える02.ジェンダー「男性介護職の可能性」山根純佳(実践女子大学人間社会学部准教授)

介護を考える03.グローバル「持続可能な「私たちの」まちづくり オランダを手がかりに」堀田聰子(国際医療福祉大学大学院教授)

介護を考える04.地方・若者『「やりがい」志向の若者たち』阿部真大(社会学者)

介護を考える05.介護民俗学『「聞き書き」で介護はもっと面白いタケシ君の「人生すごろく」奮闘記』六車由実(介護民俗学)

介護を考える06.経済『贈与返礼としての介護』平川克美(作家)

介護を考える07.恋愛・セックス『「障害者の恋愛事情から考える、介護する側―介護される側の境界線」』佐々木誠(映像ディレクター・映画監督)

介護を考える08.コミュニケーション『柔軟であること、丁寧であること』安藤桃子(映画監督)

介護を考える09.テクノロジー『「孤独を感じることのない未来を目指して」』吉藤健太朗(ロボットコミュニケーター)

介護を考える10.アート『介護の日常から生まれるアート』インタビュー:折元立身(現代美術家)

介護を考える12.建築『建築におけるケアの思想』対談:藤村龍至(建築家・ソーシャルアーキテクト)×家成俊勝(建築家)

いまから7~8年前のこと。介護の現場に2週間ほど身を寄せていたことがある。

なぜかというと、その当時大学生だった私は、教育学部に所属しており、教員免許をとるためには、介護実習というものが必須になっていたからだ。

私は、実習なんて面倒だなあなどと思い、如何にサボるかということしか考えていなかった。そこで、1人でいるご老人に話しかけることによって、職員の人から「話しかけられたんじゃしょうがないよね」的な雰囲気を作ろうと思い、何人かの人に話しかけた。

そのときに、ほぼ毎日のように話すことになった老人がいる。

その老人に、「若いころはどんなことをしていたの?」と聞くと、北海道から沖縄までいろんな悪いことをしながら旅をしていたという武勇伝を嬉しそうに話してくれた。

次の日も、その老人に話しかけると、最初はたわいのない話をするのだが、最終的にその武勇伝になってしまう。

またその次の日も次の日も。

私は、「その話聞きましたよ」と何度も言いかけたのだが、嬉しそうに話すので、言い出すことが出来なかった。

そこで暮らすご老人たちは、女性よりも男性のほうが寂しそうだったというのが印象に残っている。

女性たちは、共有スペースのようなところで、編み物をしたり、折り紙を折ったりなど何人かのグループで楽しそうに語らいながら過ごしていた。

一方、男性はというと、1人で新聞を読んだり、テレビをみたりとそこに誰かとの会話はなかった。

過去の栄光にすがるなんて言葉があるが、そんなプライドが邪魔をして無意識のうちに孤独になってしまっているのではないか。

男は年をとればとるほど孤独になっていくのかもしれない。そういえば、小、中、高、の友達なんて誰とも連絡をとってないな。

そう考えると、自分の老後が心配になってきたぞ。

Ate ja٩꒰。•◡•。꒱۶

最後に、この本について語っているラジオの動画を発見したので張り付けておこう。

本の行方


しん→→→→→とも
介護男子スタディーズ

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