「1998年の宇多田ヒカル」(新潮新書) 宇野維正 (著)


~紹介した「みずしま」(男性)の記録~
(2016年03月26日読書会にて)

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内容(「BOOK」データベースより)

1998年。史上最もCDが売れた年。宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、浜崎あゆみがデビューした年。偉大な才能がそろって出現した奇跡の年と、四人それぞれの歩みや関係性を、「革新・逆襲・天才・孤独」をキーワードに読み解く。はたして彼女たちは何を願い、歌い続けてきたのか?なぜ今もなお特別な存在であり続けているのか?苦境の音楽シーンに奮起を促す、注目の音楽ジャーナリスト、渾身のデビュー作!

1998年。主な出来事は?と問われれば、サッカーに興味がある人ならば、日本が初めてW杯に出場した年と答えるだろう。

当時、小学5年生でサッカー少年だった僕も、遠いフランスの地で開催されるこの一大イベントに熱狂していた。

そんな年に、デビューしたのが、この本で語られる女性シンガー達だ。

この本は、僕が紹介したものだが購入したきっかけは、宇多田ヒカルというタイトルに興味が湧いたからだ。

そういえば、学校でこの「Automatic」のPVをまねて椅子の上でクネクネするっていうのが流行ったなあ・・・・。

宇多田ヒカルの楽曲は、CDを借りる程度で、熱狂的なファンというわけではない。興味の湧く部分としては、なぜあんなにもヒットしたのかという当時の社会状況についてである。

第一章 奇跡の1998年組

第二章 1998年に本当は何が起こっていたのか?

第三章 1998年の宇多田ヒカル

第四章 椎名林檎の逆襲

第五章 最も天才なのはaikoかもしれない

第六章 浜崎あゆみは負けない

第七章 2016年の宇多田ヒカル

(目次より)

読んでみると、社会状況ということに主題を置いているわけではなく、ここで取り上げられているアーティストたちの、歌詞内容や、テレビ、ラジオ、雑誌などでの

発言をもとに、綴られているというものだった。

とくに、興味深かったのが、椎名林檎と宇多田ヒカルの関係性だった。もしかしたら、東京オリンピックでこの二人のアーティストがなにかするのかも。そんな予感が示唆されていた。

ここで取り上げられた、1998年にデビューしたアーティストは、いまなお絶大な人気を誇る。

それは、CDが最も売れた時代にデビューしたからという恵まれた環境が後押ししているからなのだろうか。それとも、才能か。こんな2択は愚問だろう。もちろん才能とだ。

ただ、街中いたるところで、どこにいってもそのアーティストの楽曲がかかり、CDが100万枚も売れるような状況がないと、今後、カリスマ的人気を誇る人物は現れないだろう。

そういえば、「人間活動に専念する」ということで活動休止していた宇多田ヒカルが最近復帰したので、いろいろと楽しみだ。

どうしたもんじゃろのう ٩꒰。•◡•。꒱۶

本の行方


みずしま→→→→→有栖川
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宇野維正
新潮社
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