「君たちに明日はない」 (新潮文庫) 垣根 涼介 (著)


~紹介した「まー」(男性)さんの記録~
(2016年03月26日読書会にて)
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kimitatini

感想というか戯言というか単なるSEO対策の文章


この本は、自分の手元にやってきたもの。数週間前に、読み終えた。「君たちに明日はない」という題名は、映画好きの人ならば、アメリカンニューシネマの流れを生んだ「俺たちに明日はない」(1967年)を文字ったものだと想起するだろう。

だが、内容は全く違う。主人公は、依頼された会社に出向き、リストラを宣告する仕事をしている。

内容紹介

「私はもう用済みってことですか!?」リストラ請負会社に勤める村上真介の仕事はクビ切り面接官。どんなに恨まれ、なじられ、泣かれても、なぜかこの仕事にはやりがいを感じている。建材メーカーの課長代理、陽子の面接を担当した真介は、気の強い八つ年上の彼女に好意をおぼえるのだが……。恋に仕事に奮闘するすべての社会人に捧げる、勇気沸きたつ人間ドラマ。山本周五郎賞受賞作。

このリストラ請負という仕事は、会社側が直接社員に対して「あなたは、クビ」ですということが出来ないように、あくまで、会社を辞めるように促すだけだ。

例えば、「もう給料は上がらないってことは、薄々感じてますよね。それなら、いままでのあなたのキャリアを生かし、別の就職先の支援を致しますのでいかがでしょうか?」というように。

会社の人間から言われるわけではなく、外部の者から言われるので、言われる側はなんとも言い難い気分だろう。一方、クビを切る(切りたい)会社にとっては、直接本人に会わずに事が済むので都合がいいだろう。

リストラ請負人は、クビを宣告される側にとっては死神のような存在でしかないが、そんな彼らも一人の人間だ。

主人公もかつてはリストラ請負人にクビを宣告されたという過去を持つ。そのリストラ請負人にリストラ請負人としての能力を見込まれスカウトされそこで働くようになった。

”人それぞれにドラマあり”

この物語を、かっこつけてひとこ言でまとめるとこうなるが、別の角度から考えるとこうなる。

”会社はヒトより最後は益を守る”

文字にすると当たり前だと認識できるが、

上司や部下、同僚といった人とヒトとの関係で繋がっていると”あの人は守ってくれる”と信じてしまい、認識できないこともあるだろう。

なんてことを書いてたら、Charisma.cоmの歌を聞きたくなってきた。

あーー、転職でもするかあ。

Owari ٩꒰。•◡•。꒱۶

本の行方


まー→→→→→みずしま
君たちに明日はない (新潮文庫)
垣根 涼介
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