「山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎」 (ポプラ文庫)七尾 与史 (著)


~紹介した「中井」(男性)さんの記録~
(2015年7月26日読書会にて)

71TCH1GY59L 中井

主催者の感想というか勝手な妄想


最近、なんかヘルシーな

山手線だけに現れる謎の名探偵×ランドセル助手×自称ミステリ作家

トンチンカン三人組が、どんな事件でも解決します!!

山手線の電車内だけに現れるといわれる神出鬼没の名探偵――山手線探偵・霧村雨。

彼を支えるのは、小学5年生の助手・シホと、見当違いな推理を働かせまくる自称作家の三木幹夫。彼らトンチンカン3人組が、日常の謎から殺人事件まで、どんな事件でも解決します!

ボプラ社内容紹介より

三人組というのは、物語を作るうえで便利な組み合わせだろう。妖怪人間、ズッコケ3人組、忍たま乱太郎、3匹のオッサン、隠し砦の三悪人、ヤッターマンのドロンボー一味、ドラゴンボールのピラフ一味、あげればきりがないだろう。

この中で、一番思い入れがあるのが、忍たま乱太郎、通称「忍たま」だ。アニメはもちろん、漫画、児童文学、関連するものはある程度は観たと思う。そんな少年時代を過ごしていたわけだ。

なぜ、ここまではまったかというと、忍者になりたかったからだ。だから、忍たま以外にも忍者に関連する本を図書館で借りまくり読んで、忍者になるために必要なことを日々鍛錬していた。

その中に、こんな記述があった。

“忍者は跳躍力が必要である。そのため、生育した麻を毎日繰り返し飛び越える修業を行っている。麻の成長はとてもはやく、一日で数十センチ伸びる。だからこそ、それを繰り返すことで、おのずと脚力がつき跳躍力があがるのだ”

これだと思った僕は、近所にある一番大きなホームセンター、カインズホームを探し回った。しかし、なかった。他にも、セキチューやドイトなんてところにもいってみたがみあたらなかった。

しばらくして、忍者よりも興味のあることがあらわれ、そんなことは記憶の彼方へ消え去った。

もし、あの頃の僕に会っていたら、いまならそんなもん売ってないよと言える。なぜなら、麻は大麻を作るための原料であって、普通の人はまず手にすることができない。(戦前までは大丈夫だったようだが)

だから、もしその当時の僕がなんらかの形で手に入れることができたら、別の意味で飛ぶ練習が出来たかもしれない。

少年時代のつまらない思い出を書いてしまったが、忍たまの話に戻ろう。

忍たまの3人組は、乱太郎、きり丸、しんべヱ。この三人が、物語の核となる。それぞれに個性があり魅力的なキャラクターとなっている。僕がもっとも好きなのが、キリ丸。性格は、お金に目がなく、ドケチで、必ず一言多いというツッコミをうけるような余計なことを言ってしまう。よく真似したもんだ。

この忍たまが面白いのはこの三人組はもちろんのこと、それを取り巻く個性的なキャラも忘れてはならない。

学園長先生、戸部先生、ヘムヘム、食堂のおばちゃん、山田先生、稗田八方斎(ひえたはっぽうさい)・・・・・などなど。たくさんいる。名前をみただけでも、それぞれの特徴がいまでも出てくるぐらい強烈だ。

忍たまは、アンパンマンの偽善性を見破った子どもがハマる作品だと思う。

アンパンマンは、バイキンマンという悪役がなにか悪いことをして、アンパンマンが助けて終わりという、予定調和なストーリーが毎回展開される。成長するにつれて、そんなの嘘くせぇと思ったことがある人は多いだろう。

一方、忍たまはことごとく予定調和を潰す。

なにかを一生懸命頑張ろうだとか、悪人をやっつけようだとか、なんとなくあるにはあるが、確固たるテーマとしては存在しない。常にオフビートな感覚がつきまとう。そのなんともいえない感覚がいい。

ドラゴンボールのピラフ一味は、どこにいっちゃったの問題について書こうとしたが、いや、この本についてもう少し触れて山手線で起きた最近の面白話を書こうと思ったが、酔いが回ってきたので、それはまた別の機会に。

おまけ

忍者アニメで実は好きだったのが、「飛べイサミ」っていうアニメ。なぜか、親にばれないようにこっそりとみていた記憶がある。youtubeにアップされてたので、みてみたが、なんで当時好きだったのが分からない。

おわり

本の行方


中井→→→→→佐川

 

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