「喜嶋先生の静かな世界」(講談社文庫) 森 博嗣 (著)


~紹介した「しん」(男性)さんの記録~
(2015年8月22日読書会にて)

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主催者の感想というか勝手な妄想というか戯言


最近は、この部分を書くのが面倒でしかたなく、なんで書きはじめたのかと後悔しているので、この部分を静かにフェードアウトさせてしまおうと思っているのだが、そうもいかないという誰にも期待されない使命感みたいなものがあるので、やっぱり続けようと思う。さしあたって、題目に、”戯言”という言葉を追加して、自由気ままに適当なことを書いていきたい。

さて、今回の本だが、さっそくあらすじを引用。

文字を読むことが不得意で、勉強が大嫌いだった僕。大学4年のとき卒論のために配属された喜嶋研究室での出会いが、僕のその後の人生を大きく変えていく。寝食を忘れるほど没頭した研究、初めての恋、珠玉の喜嶋語録の数々。学問の深遠さと研究の純粋さを描いて、読む者に深く静かな感動を呼ぶ自伝的小説。【AMAZON内容(「BOOK」データベースより)

そして、著者が、なんとも気になる経歴だった。

森 博嗣・・・1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

工学部の助教授だったとは・・・・・。

さらにwikipediaより、森博嗣氏がどんな作品をいままで書いているのか調べてみた。

名前も初めて聞いたし、なんも知ってる情報なんてないよなあ、なんて思っていたのだが、「スカイ・クロラ」を書いている人だということが分かった。

森博嗣氏の小説は読んだことはないのだが、押井守監督のアニメ映画は観たことがある。割と好きな作品だ。

さっき、割となんて書いていたが、かなり好きかもしれない。実は押井守フリークである。このスカイ・クロラの絵コンテ本も持っている。

スカイ・クロラ-The Sky Crawlers-絵コンテ―ANIMESTYLE ARCHIVE

 

他にも、押井守関連の本は10冊ぐらいはある気がする。

で、なにを書こうとしていたかというと、そういえば昨日ipod touch、あのお気に入りのipod touchが壊れてしまったのだ。何度か落として画面にヒビが入っていたのだが、最後の一撃というか、また落としてしまい、とうとう動かなくなってしまったのだ。あんなに大切にしていたのに。名前だって付けていた。「スーパー音楽マシーン2号」と。

しかたないので、さっき価格ドットコムからipod touchの第5世代を購入しておいた。本当は最新の第6世代が欲しかったのだが、1万円近く落差があるので、しかたなく旧モデルにした。でも、両者を比較してあるサイトをみてみると、そんなには違いがないらしい。それに、つい最近、LGのスマホから、iphon6に機種変したので大丈夫だ。

なにが大丈夫かというと、それは聞かないでとしかいえない。そういえば、近々、iphone6sがでるらしいが、それは何も知らなかったことにしておこう。

さて、スカイ・クロラの話に戻すと、この映画を作る際に参考にした映画があると、押井守がなにかのインタビューで語っていた。

その映画は、ヴィム・ヴェンダース監督の「パリ・テキサス」(1984年)

テキサス州の町パリをめざす男。彼は失踪した妻を探し求めていた。男は、4年間置き去りにしていた幼い息子との間にも親子の情を取り戻す。そして、やがて巡り会った妻に、彼は愛するがゆえの苦悩を打ち明ける……。さすらいの監督W・ヴェンダースが、S・シェパードのシナリオを得て、ロード・ムービーの頂点を極めた秀作で、カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた。哀感漂うライ・クーダーの音楽に乗せて、ロビー・ミュラーが映し出すテキサスの風景の何と美しくも孤独なことか。主人公に扮するH・D・スタントンも静かな存在感で作品の大きな魅力となっているが、N・キンスキーが生活に疲れた妻を演じて新境地を開拓しているのも興味深い。(allcinema解説より

この作品は、マイベスト映画トップ10なんてものを考えたら、間違いなくランクインする作品だ。1年に1回は必ず見ている。

引用したあらすじをみると、よくありそうななんてことないものだが、ヴェンダースが描く独特の世界観というか、時間の描き方がたまらない。

押井守は、ヴェンダースをこのように称している。

ヴェンダースっていう監督は、常に映画の自意識にかかわり続けた男だよね。映画の自意識にかかわり続けた監督には、他にゴダールがいるけど、彼みたいなかろやかさはないよね。ある意味ゴダールは男性的で、ヴェンダースはどっちかって言うと女性的かもしれない。僕が好きなのは「ことの次第」とかあの辺りの、映画の中で映画しか語ってなかった時期だよね。だからヴェンダースは映画の自意識のかたまりだった。映画について言及するために映画を作るっていうさ。【「勝つために戦え!〈監督篇〉 」押井 守 (著) P125より引用】

引用したものの、”自意識だとか映画にそんなものが関係があるのか!!”なんて、正直訳が分からないが、とりあえずヴェンダースの映画を何本か観ればなんとなく分かるのかもしれない。

おわり

本の行方


しん→→→→→りょう

 

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