「なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?–数千年に一度の経済と歴史の話」松村 嘉浩 (著)


~紹介した「りょう」(男性)さんの記録~
(2015年8月22日読書会にて)

510ctjpvyKL りょう

 

主催者の感想というか勝手な妄想というか戯言


これは、ジャンルでいうとビジネス書か。普段めったに読まないジャンルである。読まないというか、読みたくないなんて思って毛嫌いしている。本屋さんにいっても視界に入らないよう、ビジネス書の棚にいったら、目をつぶって通り過ぎるようにしている。そんなことをしていると、オジサンとぶつかって怒られる。よくある話だ。

資本主義の変わり目に、割を食ってしまう世代のために

なぜ、今の若者はかつてない“大きな不安”を抱えているのか?
なぜ、人口減少・少子高齢化が進んでいるのか?
なぜ、世界経済の混迷は続くのか?
なぜ、アベノミクスは間違っているのか?
それでもなぜ、日本人が世界の希望になるのか?

ゴールドマン・サックス、ドイツ証券などで長年活躍してきたトレーダーが、
『進撃の巨人』『鋼の錬金術師』といったコミックスやアニメ、そして数々の名著を題材とし、
マクロ経済理論、世界システム論までを駆使して「小説形式」で示す
〝新しい時代〟の総合分析。

AMAZON内容紹介より

これを書くにあたって、AMAZONの内容紹介をよく引用しているが、そうした中で分かったことはビジネス書は、この部分が濃厚だ。凄く読みたくなるよう工夫されている。

さすがだ。

もし、この部分が陳腐なものだったらその時点で、ビジネス書のくせに大丈夫か?なんてなってしまう。

さて、この本は、「進撃の巨人」「鋼の錬金術師」といったコミックを題材として書かれているらしい。ちょっと、読みたいかもしれない。駄目だ駄目だ、そんなこ手には乗らない。駆逐してやる。

「進撃の巨人」といえば、2年ぐらい前の年末に、アニメが全話一気に放送されていて、ちょうどそのとき学生時代の友達何人かと同窓会的に飲もうなんて誘われていたのだが、それ観たさに頑ななに断ったことを思い出す。

AMAZONの内容紹介にて、本文を引用している部分がある。そこで、「進撃の巨人」にて登場する ウォールシーナのことが触れられている。

【本文より】
「結論から言っちゃいましょう。なぜ、みんな《漠然と不安》なのかというと、まったく《新しい時代》にいるのに、今までどおりに生きようとする既得権益層が世の中を歪めているからなのですよ」
「既得権益層っていうことは、『進撃の巨人』のウォール・シーナの人たちのせいということですか?」
「そうです。ウォール・シーナです。三重の壁に守られた既得権者たち」
「それって、具体的には誰なんですか? お金持ちとか政治家ですか?」
「いいえ、違います。お年寄りやこれからお年寄りになろうとする方々、普通のおじいさんやおばあさんたちです」
「おじいさんやおばあさんが、人々を不安に陥れているって・・・・・本当ですか?」

AMAZON内容紹介より

この続きを妄想を極限まで膨れ上がらせて、ビジネス書が書いていそうなことを考えてみた。

「おじいさんやおばあさんが、人々を不安に陥れているって・・・・・本当ですか?」

「はい、本当ですよ。おじいさん、おばあさんは実はとんでもない秘密を持っているからです」

「秘密!?なんですかそれは?」

「秘密を言ったら、秘密じゃなくなります。だから、私の口から言うことはできません」

「そんなこと言わないで、いいじゃないですか。私とあなたの関係じゃないですか」

「無理ですよ。私が、消されてしまいます」

「消されるって、大げさな。分かりました、1万円出しましょう」

「1万ですか・・・・・。でも・・・・、それを言ったら・・・・・・」

「分かりました、もう1万だしましょう」

「しょうがないですね。秘密ですよ。誰にも言わないで下さいね」

「はい。もちろんです。お金は、お話を聞いてからでいいですか?」

「それじゃ、ダメですよ。だって、話を聞いた後で、逃げられでもしたら困りますし」

「私を信用してないんですか?」

「いや、そういうことじゃなくて・・・・・」

「だって、その秘密がたいしたことなかったら責任とれますか?」

「責任なんて・・・・・。それこそ、あなたのほうが私のことを信用してないんじゃないですか?」

「してますよ!!というか、あなたあの夜のこと忘れたんですか?」

「忘れるわけないじゃないですか・・・・。なんか、すいません・・・・」

「じゃあ、先にお金を払う前にしてくれますね?」

「しょうがないですね。これは、2人だけの秘密ですからね・・・」

「はい・・・・」

 

なんか、書いてて物凄く憂鬱になってきた。これは、雨のせいだろう。絶対そうだ。本当だったらもっとビジネス書が書きそうなことを書けるはずなのに。

おわり

本の行方


りょう→→→→→なつめ