「天気の好い日は小説を書こう―ワセダ大学小説教室」 (集英社文庫) 三田 誠広 (著)


~紹介した「げん」(女性)さんの記録 ~
(2015年10月24日読書会にて)

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主催者の感想というか勝手な妄想というか戯言


内容(「BOOK」データベースより)
ワセダ大学で小説作法を教授している芥川賞作家・三田誠広が、小説家をめざすあなたに小説の書き方をいちから伝授する。小説とおとぎ話の区別から説き起し、書き方の基礎の基礎を押さえ具体的な注意事項を与えた末に、小説がスラスラ書ける黄金の秘訣まで授ける。文芸誌の新人賞作家を輩出したこの「講義録」を読んで、あなたもすぐにペンを執ろう。シリーズ第一弾。(AMAZONより引用

この本は、早稲田大学での講義をもとに作れれた本で、内容紹介の通りどうやって小説を書いたらいいかというノウハウが綴られているそうだ。
この手の本は個人的に好きで、本棚というかもはや本棚には入りきらず乱雑に積み上げられた本の山を探ると3冊みつかった。

創作の極意と掟

創作の極意と掟

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筒井 康隆
講談社
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書くことについて (小学館文庫)
スティーヴン キング
小学館 (2013-07-05)
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書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)
保坂 和志
中央公論新社
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とりわけ小説を書きたいからというわけでなく、作家がどんなことを考えて作品を書いているかが気になるから読んでいるだけなのだが、なぜこの3冊を買ったかと聞かれたら確固たる理由はなくなんとなくとしか答えられない。唯一あるとしたら、筒井康隆著の「創作の極意と掟」は、TBSで放送されている「オトナの!」という番組に出演していてやっぱ面白いオジサンだなあと思ったからだ。

そして、「創作の極意と掟」の存在を知り読んでみたのだが、目次からして刺激的だった。

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冒頭の序言にはこのように書かれている。

この文章は謂わば筆者の、作家としての遺言である。その対象とするのはプロの作家になろうとしている人、そしてプロの作家すべてだ。プロの作家に何かを教えようなどというのは僭越極まりないことだるが、あくまで遺言なのだから、作家歴六〇年になる筆者の言葉から何かきづくものや参考になることを一つでも汲取っていただければありがたいと思う。と言っても、これはいわゆる教科書でもなければ何なに読本の類いでもない。ふざけたタイトルからもわかるように、単なるエッセイだ。老人が囲炉裏端で昔話を交えて語る繰り言と思って気楽によんでいただきたい。(「創作の極意と掟」p7より引用)

この本の魅力が膨大な作品から語られていることだ。

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そして、取り上げた作品が巻末に索引として掲載されているので、読む前にどんな作家や作品が取り上げられているか知ることも出来る。

そろそろ、夕飯の鍋が煮えてきたころなのでこの辺でおわりにしたいが、スティーヴン・キング著の「書くことについて」の魅力についてどうしても伝えたいので記す。

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それは、見直し作業の例として実際にスティーブン・キングによる推敲した文章が載っているということ。スティーブン・キングといえば、世界で最も売れている作家といっても過言ではない。そんな彼がどのように創作しているか、それを知ることが出来るわけだ。これだけで、買う価値はあるだろう。お勧めだ。

保坂和志著の「書きあぐねている人のための小説入門」についても書きたいが、もう鍋が煮えすぎてほぼ蒸発仕切ってしまっているのでさすがに食べないとヤバイから、この本についてのトークイベント動画があるのでそれを張り付けて・・・・・あれ、なんか部屋の中が焦げ臭い・・・・。

おわり

 

本の行方


げん→→→→→yoko

 

天気の好い日は小説を書こう―ワセダ大学小説教室 (集英社文庫)
三田 誠広
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