「忍ぶ川」(新潮文庫) 三浦 哲郎 (著)


~紹介した「春秋梅菊」(男性)さんの記録その2~
(2015年8月09日読書会にて)

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主催者の感想というか勝手な妄想


今年の芥川賞をピースというお笑いコンビで活躍している、又吉著の「火花」が受賞したことは、読書を普段しない人でも知っていることだろう。その芥川賞をいまから55年前に受賞した作品、それが「忍ぶ川」である。

貧窮の中に結ばれた夫婦の愛を高らかにうたって芥川賞受賞の表題作ほか「初夜」「帰郷」「団欒」「恥の譜」「幻燈画集」「驢馬」を収める。(AMAZON内容紹介より

1972年に映画化もされている。

こちらの予告編をご覧頂ければ分かるように、いまとなっては古さを感じてしまう。

ジャンルでいうと恋愛もの。

この本を紹介して下さったかた曰く、男がスーパーネガティブで、それを支えてくれる女性がハイパーポジティブで、その関係性が面白いんだとか。

なんだろう、やっぱネガティブな男に女性は惹かれるのかな。なんで、そんな男と付き合うの!!みたいな、ダメンズ好きとでもいうのかそんな人っているよね。

それって、ダメだからこそ好きになるのかなあ。突き詰めればなにかしらのものが根っこにあるんだろう。

ワークシートをみてみると、「ビンボーは嫌だ具合」が星4つと記入されている。また、その下の”本の性格”では、「古風な性格」と書かれている。

そこで、出てきたのがこの歌。かぐや姫の「神田川」。

この歌を聞くと、金のなかった(いまもたいしてあるわけじゃないが)ころを思い出して切なくなる。だから、嫌いな歌トップ10を作ったらその中に間違いなくランクインするだろう。

当時、このようなフォークソングは”四畳半フォーク”なんてよばれ、多くの若者から支持を受けた。

それに反発するように現れたのが、吉田拓郎である。

デビュー曲、「イメージの詩」で、このような歌詞がある。

古い船には新しい水夫が乗り込んで行くだろう

古い船を今動かせるのは

古い水夫じゃないだろう

古い秩序を破壊するがごとく現れた革命児、それが吉田拓郎という人物だった。

時代は拓郎を支持し、”四畳半フォーク”は次第に廃れていく。そして、ニューミュージックと呼ばれる松任谷由美や中島みゆきが登場するような流れになる。

詳しくは書かないが、音楽と時代的な背景を踏まえて考えてもいろいろな発見が出来るので、興味のある人はなんか適当に調べてね。

個人的には、「坂崎幸之助のJ‐POPスクール」 (岩波アクティブ新書) 坂崎 幸之助 (著)って本がお勧め!!

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おわり

本の行方


春秋梅菊→→→→→くみ

 

忍ぶ川 (新潮文庫)

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